いまさら聞けないReactとは?Reactの特徴・メリットを分かりやすく解説

Reactとは

こんにちはMinatoです。

今回はJavascriptのライブラリとして圧倒的な人気を誇るReactについて解説します。

フロントエンドの開発にReactを導入する企業が増えており、今後Webエンジニア、特にフロントエンドエンジニアにとっては是非とも習得しておきたいスキルと言えます。

今回はそんなReactの特徴とメリットを分かりやすく解説していますので、まだ知らない、使ったことがないという方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

Reactとは?

Reactは、最近社名変更したことで話題のMeta社(旧Facebook社)が開発したUIを開発するためのJavascriptのライブラリです。

採用事例として、Facebook、Instagram、Netflix、Uber、Airbnbなどなだたる企業・サービスで利用されています。

また、2021年度のStack Overflow Developer Surveyでは、最も一般的に使用されるWebフレームワークとしてjQueryを上回りました。

このことからもReactのニーズが非常に高まっていることがわかります。

https://insights.stackoverflow.com/survey/2021

Reactの特徴

公式サイトでも説明されているようにReactには以下のような特徴があります。

Declarative(宣言的なView)

アプリケーションの各状態に対応するシンプルな View を設計するだけで、React はデータの変更を検知し、関連するコンポーネントだけを効率的に更新、描画します。

宣言的なViewを利用することでコードはより見通しが立ちやすく、デバッグのしやすいものになります。

Component-Based(コンポーネントベース)

Reactでは状態を管理するカプセル化されたコンポーネントをまず作成します。

作成したコンポーネントをブロックのように組み合わせることで複雑なユーザインターフェイスを構築することができます。

作成したコンポーネントは、何度でも再利用できるため、保守性を向上させ、開発工数を削減できます。

Learn Once, Write Anywhere(一度学習すれば、どこでも使える)

React を使って新しい機能を追加する際に、既存のソースコードを書き換える必要はなく、どのようなWebアプリケーションにも導入できます。

また、React Nativeを利用すれば、iOSやAndroid向けのモバイルアプリを開発することも可能です。

Reactのメリット

パフォーマンスが良い

Reactでは、仮想DOMが採用されており、Reactが実際のHTMLのDOMと仮想DOMの変更を検知した場合に必要な一部のみを変更するため、高速に動作します。

SPA(Single Page Application)の開発に適している

従来のWebアプリケーションでは、ユーザーが操作を行うたびに内容を丸々全て置き換えていましたが、SPAでは、最初に必要なHTMLやCSS、Javascriptをサーバーから取得し、以降はユーザーのアクションに応じて必要なデータを取得し、変更すべき箇所だけを更新して動く仕組みになっています。

必要なだけの更新で済むため、データの通信量やブラウザでの表示の処理による負荷が抑えられ、より優れたユーザー体験を実現できます。

スマホアプリも開発できる

通常スマホアプリを開発するためにはiOSの場合Swift、Androidの場合Kotlinなど各専用の言語を用いて開発する必要があります。

しかし、React Nativeを利用することでJavascriptでスマホアプリを開発できるため、Web開発の経験を活かして開発ができます。

必要な機能だけ、小さく利用を始められる

Reactは、フレームワークではなく、UIを構築するためのライブラリです。

最初は最小限の機能のみ導入して、後から必要なライブラリだけを別途導入して開発を進めることができます。

保守性・再利用性が高い

Reactでは、コンポーネント単位でUI・機能を開発していくので、再利用性や保守性が高まります。

周辺ライブラリが豊富

Reactは採用実績が多く、非常に多くのユーザーがいるため、Reactと組み合わせて利用できるライブラリが充実しています。

何か開発したい機能がある場合に大抵のライブラリが存在しているので、開発が効率的に進めれらます。

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

今回は人気のJavascriptライブラリReactを紹介しました。本ブログでは、別の記事でReactの使い方を紹介しているのでそちらもぜひご確認ください。

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